3年生が多文化共生に関する人権講話を聴きました
3年生の人権学習では「多文化共生について考える 在日コリアン問題」を主題として人権学習に取り組んでいます。
その学習の一環として在日コリアンで、現在京都市で子育て支援や訪問介護の事業所を立ち上げておられる鄭明愛(チォンミョンエ)さんにお越しいただき、講演をしていただきました。
講演では、ご自身が通名から本名で生活することにした高校2年生の時のお話があり、心の葛藤がありながらも、自分を見つめることにつながったそうです。
一方で本名を名乗り始めたものの、友人が在日コリアンのことを深く聞いてくれなかったことへの、葛藤も同時にあったそうです。
今回の学習を通じて、日本にはいろいろな文化や背景がある人々が暮らすことを理解するとともに、日本社会で共に生きていく大切さを学んでほしいと思います。

